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ドバイツアーの1名あたり料金、その数字の前提とは

DubaiTrip 編集部

同じ晩、三人が同じドバイのパッケージページを開きます。一人は一人旅、一人は夫婦での旅行、もう一人は四人家族の旅行を予約しようとしています。三人とも写真の下にある同じ一行、「1名あたり〇〇から」を見て、三人とも決済画面でそれぞれ違う合計額にたどり着きます。その数字に人数を掛けた額になった人は一人もいません。誰も嘘はついていません。三人が読んだドバイツアーの1名あたり料金は正しかったのです。ただし、三人のどの組み合わせでもない旅行者にとって、ですが。

あの一行はほぼ必ず、大人2名が1室を共有した場合の1名あたり料金を意味しています。パッケージは一組のカップルを基準にまとめて値付けされ、写真の下に収まる数字にするために合計を二で割っているのです。大人2名で1室という構成でなければ、計算は変わります。得になることもありますが、そうでないことのほうが多いでしょう。

「1名あたり」は実は部屋代の取り分

ホテルは個人にベッドを売るのではなく、部屋を売っています。ダブルルーム4泊で組んだパッケージは、その部屋に一人が泊まっても二人が泊まっても、旅行会社にとっての原価は同じです。それを二で割れば表示価格になります。その部屋に一人だけを入れれば、残りの半分を払う人がいません。一人旅の人が一人部屋追加料金(シングル・サプリメント)に出会うのはこのためです。二人分で値付けされた部屋を一人で使うための上乗せです。

三人目には同じ理屈が逆向きに働きます。三人目の大人が部屋の3分の1を無料でもらえるわけではありません。エキストラベッドかトリプルルームになり、費用がかかります。たいていはもう一部屋取るより安いとはいえ、です。子どもの料金はホテルが決める別の規定で決まります。親と同じベッドで寝る子どもはほとんど加算されないこともあれば、エキストラベッド料金がまるごと加わることもあります。そしてその分かれ目になる年齢はホテルごとの独自ルールで、一度調べればどこでも使える一般的な決まりではありません。

ですから二つのパッケージを比べる前に、料金の横の小さな文字を読んでください。「2名1室利用時」や「twin share」とあれば、それはカップルの数字です。何も書いていなければ、そうだと考えたうえで問い合わせましょう。自社のお客様にドバイ旅行を販売していて、毎晩この計算を手作業でやり直しているなら、自社ブランドの予約サイトで航空券やホテルと並べてパッケージを扱えます。セットアップウィザードが何を用意するのかをご覧ください。

人数構成でドバイツアーの1名あたり料金はどう変わるか

下の表にはどの行にも金額を入れていません。金額はホテル、日程、旅行会社が決めるものだからです。表が示すのは、どの構成でパッケージのどの部分が動くのか、そして数字が意味を持つ前に聞いておくべきことです。

人数構成必要な部屋よく変わる点支払い前に確認すること
一人旅1室・1名利用毎泊の一人部屋追加料金、専用送迎車を分け合う相手がいない追加料金は表示価格に含まれていますか、それとも決済時に加算されますか
カップルダブルまたはツイン1室なし。表示価格はまさにこの構成で計算されているダブルですかツインですか。朝食は二人分含まれますか
カップルと子ども1名子どもが添い寝する1室、またはエキストラベッドホテルの子ども規定、ツアーで子どもの座席が有料かどうか子どもの年齢は予約日基準ですか、旅行日基準ですか
大人3名トリプルルーム、またはダブルにエキストラベッド3台目のベッドの料金。「トリプル」は折りたたみベッドを入れたダブルのことが多い3台目のベッドは具体的に何ですか。もう一部屋取るほうが1名あたり安くなりませんか
4人家族ファミリールーム、コネクティングルーム2室、またはホテルアパートメント何より部屋タイプ。場合によっては車がもう1台本当に4人で寝られる部屋ですか。料金は1室分ですか2室分ですか

いちばんもめるのは最後の行です。書類上は4名利用のファミリールームでも、実際は大人二人がベッド、子ども二人がソファベッドということがあります。2室にすれば高くなるかもしれませんが、全員がきちんと眠れます。家族で泊まるエリア選びは別の問題で、子連れ向けホテルのガイドで扱っています。ここでの要点はもっと狭く、何よりも先に部屋が料金を決めるということです。

部屋単位、車単位、座席単位、人数単位

ドバイのパッケージは一つの単位で値付けされているわけではありません。複数の項目の組み合わせで、それぞれが仕入れ先の売り方どおりに値付けされ、合算されてから二で割られています。

  • ホテルの宿泊は1室1泊単位です。たいてい最も大きな項目で、カップルの1名あたり料金を最も安くしているのもこれです。
  • 空港送迎は車1台単位であることが多いです。専用車は一人でも三人でも同じ料金なので、一人旅には割高で、1台に収まる家族には1名あたり割安です。乗り合いシャトルは座席単位になります。
  • ツアーや入場券は座席単位で、子ども料金は施設ごとのルールに従います。砂漠サファリは参加する人数分、同じ額が加わります。
  • ビザや旅行保険がパッケージに含まれる場合は1名単位で、誰とも分け合えません。

単位が見えれば、奇妙に見えた結果も奇妙ではなくなります。一人旅の人は最大の項目に追加料金を払い、車1台を一人で負担します。4人家族は車を分け合い、部屋選びが合えばホテル代も四人で分けられますが、入場券はすべて4枚分払います。宿泊に対してツアーがどれだけ重いかによって、同じパッケージがある家族にはページで一番お得な商品になり、次の家族には割に合わない商品になります。

1名あたり料金がほぼ同じ二つのパッケージが、まったく違う買い物になりうるのもそのためです。中心部のホテル、専用送迎、ツアー2本で組んだものはカップル向きです。郊外のホテル、乗り合いシャトル、ツアー4本で組んだものは座席単位の項目にお金の多くを使っており、人数の多いグループはその分をメンバー全員分きっちり払うことになります。

一人旅、あるいは友人同士の旅

一人旅の人には正直な選択肢が二つあります。一人で部屋を使う対価として追加料金を受け入れるか、最初から1名1室で値付けされたパッケージを探すかです。後者を別に掲載している旅行会社もあります。どちらでも構いません。よくないのは、予約確定の段階になって初めて知ることです。

友人同士の旅は逆の問題を抱えます。同じベッドで寝たくない友人二人に必要なのはダブルではなくツインです。たいていのホテルでは同料金ですが、どのホテルでもどの日でもツインが空いているとは限りません。黙ってダブルで手配されたパッケージは、最初の晩を台無しにします。友人四人なら、ツイン2室のほうがどのファミリールームよりも1名あたり安いということもありえますが、1名あたり料金はそれも教えてくれません。

自分の数字でパッケージを比べる

  1. 人数構成を正確に書き出します。大人が何人か、子どもそれぞれの旅行日時点の年齢は何歳か。
  2. 各パッケージに、1名あたり料金ではなくその構成での合計額を問い合わせます。
  3. その合計でどの部屋が手配されるかを確認します。「4人家族」の見積もり二つが、ファミリールーム1室と別々の2室ということもあります。
  4. どのツアーと送迎が含まれていて、どれがオプションなのかを確認します。
  5. 合計額を人数で自分で割ります。それがあなたの1名あたり料金で、比べる価値のある唯一の数字です。

表示価格を読むより時間はかかります。その代わり、他人が選んだ数字を、自分の旅を表す数字に置き換えてくれます。

読み違えたときの代償

ここでの高くつく失敗の多くは、ぼったくられることではありません。違うものにお金を払い、それを直すためにもう一度払うことです。

よくあるのは掛け算です。大人三人が1名あたり料金を3倍して予約し、決済画面やホテルのフロントで、三人目にはその数字に一度も入っていなかったエキストラベッドかトリプルルームが必要だと知ります。頻度は低くても厄介なのは、予約日時点で子ども料金だった子が出発前に誕生日を迎え、ホテルの規定では大人として旅行することになるケースです。あるいは一人旅の人が表示価格で手付金を払い、確認メールで初めて一人部屋追加料金を知るケースもあります。

どれも支払い前なら簡単に避けられ、支払い後だと面倒です。パッケージの一部が返金不可ならなおさらです。正確な氏名と年齢で合計額を求めましょう。部屋タイプ、食事、送迎、どのツアーかといった含まれる内容を読みましょう。キャンセル規定は支払いの後ではなく前に読みましょう。そもそもパッケージが今回の旅に合った形なのかまだ迷っているなら、それは別の話で、ドバイのパッケージツアーについての記事で取り上げています。

表示価格がそのまま正解のとき

ぴったり当てはまることもあります。大人二人、1室、希望どおりのツアー。そのときは1名あたり料金が本当にその価格で、比較も簡単です。パッケージのページでホテルと内容を並べて選んでください。それ以外のすべての人にとって、1名あたり料金は計算の出発点であって、ゴールではありません。

DubaiTrip 編集部

旅行テクノロジー担当

DubaiTripの旅行テクノロジー担当は、業界の読者に向けて書いています。旅行会社の経営者、ホールセラー、そして両者をつなぐ開発者です。すべての記事は、公開前に記事が扱うプラットフォーム上で確認されます。